こんにちは、まりももです。
まりもも家には蓄熱暖房機があります。
リビングに置いてありますが、ここ数年動かした覚えはありません。
以前から、この巨大な蓄熱暖房機がなければ、このスペースを有効活用できそうなのになぁと思っていました。
そんな風に思っていた人に、朗報です!
なんと、蓄熱暖房機撤去に2024年は補助金が出るというではありませんか。
まりもも家では、実際に4月に蓄熱暖房機撤去を行いましたので、詳細をお伝えしたいと思います。
下記に当てはまる方はぜひ最後までお読みいただければと思います。
・蓄熱暖房機が自宅にあるが使っていない
・蓄熱暖房機を撤去したいと考えている
・蓄熱暖房機の撤去加算について知りたい
・蓄熱暖房機の撤去の作業の流れがどんなものなのか気になる
蓄熱暖房機撤去加算とは
給湯省エネ2024事業によると「補助対象となる給湯器の設置に合わせて、既存住宅のリフォーム工事で電気蓄熱暖房機の撤去工事を行う場合、1台10万円が加算される」とあります。
撤去加算とは、蓄熱暖房機撤去単体の工事で10万円の補助が出るのではなく、エコキュート等の設置・交換工事と合わせて蓄熱暖房機撤去を行った場合に補助金が出るものになります。
エコキュート等の給湯器設置時期と蓄熱暖房機設置時期が同じという場合が多いかと思いますので、給湯器設備についても交換を検討してもいい時期(新設後10年~15年以上)になっていることからこのような撤去加算を制度に盛り込んだのではないかと推察されます。
まりもも家は、築15年になりますので、ちょうどエコキュートについても交換を考えるべき時期にきていました。
給湯省エネ2024事業では、エコキュートの交換について、補助金の額が大幅にアップされていたことと、給湯器は突然壊れること(しかも冬に)が多いと聞いていたので、そうなってから慌てて交換工事となる前に、エコキュートの交換をしようとなりました。
合わせて邪魔になっていた蓄熱暖房機撤去も行うことになりました。
給湯省エネ2024事業(撤去加算)の詳細
蓄熱暖房機を撤去するメリット
蓄熱暖房機を撤去することで得られたメリットは以下の通りです。
・蓄熱暖房機は意外と大きいので、撤去するとその分スペースが空き、部屋が広くなったように感じる。また、そのスペースを有効活用できる
・蓄熱暖房機には電源があり、裏側にコンセントがあるため、撤去後はコンセントが1つ分増えることになる。スマホの充電等に使えるコンセントが1つ増えて地味に嬉しい
蓄熱暖房機撤去の注意点
・エコキュート等の交換と合わせて蓄熱暖房機撤去を行ってくれる工事業者を探す必要がある。エコキュートの交換工事はできるが、蓄熱暖房機撤去工事は経験がないため取り扱っていないとお断りされることがある。(まりももは、問い合わせした際に、3社ほどできませんと言われました)
・蓄熱暖房機を置いていた裏側の壁に汚れ等が生じている場合がある
・蓄熱暖房機は200V電源が多いのでコンセントを引き続き使用したい場合は、工事業者に事前にお伝えして100V用のコンセントに変更してもらう必要がある
・エコキュートの交換と蓄熱暖房機撤去工事は別日になることが多いようです。時間的に1日で両方というのは難しいと思いますし、工事を担当される方も違う場合が多いようです。
蓄熱暖房機撤去の当日の流れ
蓄熱暖房機撤去の作業は、3時間ほどで終了しました。
途中、足りない部品を買いに行かれた時間があったので、実質作業時間は1時間半くらいです。
当日作業の様子を写真に撮っていたので、時系列で載せていきます。
まりもも家で使っていた撤去前の蓄熱暖房機の様子です。
ユニデール社の機器になります。
表面の天板をはがしたところです。
この銀色の天板を外すのに特殊なねじ回しが必要だったようで、ホームセンターにドライバーを買いに行ってから作業されていました。
中の天板を外すと大量のレンガが詰め込まれていました。
蓄熱暖房機は、深夜の電力でこのレンガを温めることにより、その熱を放出して家の中をあたためるしくみらしいです。
ただ、電気料金が値上げされてしまった現在においては、深夜料金を使っても電気代が高くついてしまいます。
過去、一か月ほど使用したときの電気料金は、電気料金体系の変更前ですら月に23,000円ほどありましたので、現在であれば1.5倍ほどになるかもしれません。
中のレンガをどんどん取り出して行きます。
あと少し・・・
すべてのレンガを取り出しました。
蓄熱暖房機本体も運び出しました。
裏側は隙間がほとんどなかったので、掃除できていなかったので埃だらけです。
よくわからないゴミも隙間に落ちていました。
配線がありますがこれが200V用コンセントです。
最後に100V用コンセント用のものに変更してくれました。
中のレンガは、本当のレンガなので、ガーデニング等にも使えるようです。
今回は、業者さんで全て処分してもらいました。
蓄熱暖房機の配線がすごかったので写真に撮ってみました。
機械が好きな方には楽しいかもしれません。
蓄熱暖房機の撤去を自分でやってみたとかDIYとかで記事にされている方もいますが、この配線を見ると絶対に無理だなと思います。少なくとも電気工事の資格を持っていないと危ないでしょう。
そもそも、撤去した後の処分が大変です。
レンガは再利用できるみたいですが、本体は処分するしかないでしょう。
【重要】工事業者の選び方
工事業者は、エコキュートの交換を行っている会社の中から蓄熱暖房機撤去のできる業者を探すことになりました。
工事業者を選ぶにあたって必ずやってほしいことが3つあります。
1つ目、それは相見積もりをとることです!
相見積もりとは、「同時に複数の業者から商品やサービスの見積りを取り、条件や価格、納期などを比較すること」です。
絶対に1社目で決定するというようなことはしてはいけません!
問い合わせするときも、他の業者にも見積を依頼しているということを匂わせることが重要です。
2つ目、それは問い合わせをしたときの対応(電話やメール)についてチェックすることです。対応がいい加減な業者は、気分も悪いですし、そもそも信頼できません。
数十万円単位の工事です。もし不具合が起きたとき誠実に対応してくれますか?問い合わせ時点で対応に不安を覚えるような業者はきっと不具合が起きてもろくな対応はしてくれないでしょう。
3つ目、会社の存在確認をすることです。依頼しようとしている会社は、実際に存在しますか?まりももが今回問い合わせをした会社の一つには、記載されている住所をgoogleで調べると存在しなかったものや、プレハブ小屋しか表示されなかったものがありました。
最低限この3つは施工業者に依頼する前に確認してほしい点になりますが、私は自分で一から業者さんを探したので大変でした。
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まとめ
以上、蓄熱暖房機の撤去を行った経験談をまとめました。
エコキュート交換の予算規模は大きいですが、蓄熱暖房機の撤去加算の補助金の予算規模はそんなに大きいものではありません。
補助金は予算到達してしまうと終了となってしまいますし、来年は実施されるかどうかわかりません。
調べたところ、撤去加算の予算に対する補助金の申請額の割合は9/26時点で73%でした。
給湯機器の補助金の方は、62%です。
検討中の方は、補助金の申請状況を確認しながら、早めに依頼されることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。