こんにちは、まりももです。
早速ですが、結論から申し上げますと・・・
ホットクックを買って後悔はありません!もうホットクックがない生活には戻ることができないです。

現在4年以上使用しているホットクックが壊れてしまったら、悩むことなく、再度購入すると思います。ホットクックなしでどうやって毎日食事作りをしていたのか思い出せませんから…
まりもも家は共働きで、夫は長時間労働で帰りが遅く、長女が保育園時代、どうやっても就寝時間が22時をまわっていました。
長女の就寝時間について悩んでいたときに出会ったのがホットクックです。
思い切って使ってみたところ大正解!
その後、夫が転勤で単身赴任をすることになり、究極のワンオペを経験することになったとき、第2子妊娠でつわりに悩まされたときの家族のご飯作りにもホットクックは大活躍でした。
お安い買い物ではないため、当時は購入するかどうか迷いましたが、実際に4年以上使用して、どういう人がホットクックに向いているのか、ホットクックを使わなくなってしまったと考えられる原因など様々な角度で私の考えを語りたいと思います。
下記に当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。
- ホットクックに興味があるが、購入するかどうかを迷っている
- ホットクックを使いこなせるか不安
- ホットクック使用歴が長い人の意見を聞きたい
ホットクックの特徴
ホットクックは、材料を入れてボタンを押すだけで自動で料理をしてくれる調理家電です。
簡単にその特徴をまとめます。
火を使わないからスタートボタンを押した後、完全にキッチンから離れられる
火加減調整や加熱進行に合わせたかき混ぜが得意
煮る・蒸す・茹でるが得意
予約調理可能
インターネットに接続して新しいレシピなどをダウンロードできる
子育て中のワンオペ共働き家庭でホットクックが活躍する理由

ホットクックは、以下の理由で、子育て家庭・ワンオペ家庭・共働き家庭との相性が抜群です。
- 料理中キッチンから完全に離れることができる
- 材料投入スイッチオンした後は料理完成までの時間が自由になる
- メニューによっては予約調理が活用できる
- 冷凍肉・冷凍魚をそのまま使用できる
- キッチンが汚れないので掃除の手間が省ける
それぞれ詳しく説明していきます。
料理中キッチンから完全に離れることができる
保育園から帰った長女は、とにかくかまってほしいので、晩御飯の用意をしている間にも、気を引こうとあれこれ言ってきます。
その都度、手を止めていると、なかなか料理は進みません。
しかし、ホットクックは、材料を投入してスイッチさえ押してしまえば、完成までキッチンに立つ必要がありません。
ホットクック購入前は、キッチンで作業をしながら長女の話を聞いていて、「ママ聞いてる?」とよく言われていました。
やはり何かをしながら話を聞くより、きちんと目を見て話しができると長女も嬉しそうでした。
材料投入スイッチオンした後は料理完成までの時間が自由になる
保育園から自宅に帰り、就寝までに行う家事は、晩御飯作りだけではありません。
やるべき家事は無限にありますが、料理完成までの時間を他の家事に充てることができるというのも嬉しいポイントです。
料理完成までの間に、子供とお風呂に入るという流れで動くと、子供の就寝時間をより早くすることも可能になりました。
メニューによっては予約調理が活用できる
まりももは、基本的には、帰宅後に晩御飯の用意をするスタイルなのですが、朝の時間に余裕があるときで、予約調理可能なメニューを晩御飯にしたいときは、予約調理を活用していました。
予約調理を活用すれば、指定した時間に料理が完成するので、帰宅してすぐに出来立てホヤホヤの料理を食べることも可能です。
冷凍肉・冷凍魚をそのまま使用できる
ホットクックは、冷凍した魚や肉を解凍せずにお鍋に放り込んでも問題ありません。
ホットクックは投入された材料の温度を検知して加熱時間などを調整しています。
それが出来上がりの時間が一定でない理由でもあるのですが、ホットクックはそのような微妙な調整が得意です。
共働き家庭は、買い物を週末にまとめ買いされている方が多く、その場合、肉や魚は冷凍することが多いのではないでしょうか?
肉や魚の解凍は面倒ですし、解凍することによりドリップが出てしまい、味が落ちることもありますが、ホットクックであれば、凍ったままの肉や魚を投入できるのでその心配もありません。
キッチンが汚れないので掃除の手間が省ける
ホットクック購入前は、キッチンコンロ周りの掃除をよくしていましたが、ホットクックで料理するようになってからは、コンロ周りのお掃除が本当に楽になりました。
以前は、換気扇の掃除も油汚れがすごくて、大変だったのですが、今では換気扇の掃除を頻繁に行う必要がなくなったのも嬉しいポイントです。

ホットクックを中心に使うようになって、油の使用量がすごく減りました~!

ホットクックは、蒸気は出るけど常に蓋が閉まった状態で加熱するしくみのため、油汚れとは無縁だね!
ホットクックが向いている人

ホットクックは、子育て家庭・ワンオペ家庭・共働き家庭の人に向いているというのは、上記の理由で分かっていただけたのではないでしょうか?
子育て中のワンオペ共働き家庭でホットクックが活躍するという視点以外で、ホットクックが向いている人を私なりにまとめましたので、参考にしてみてください。
- 料理中の時間を他のことに活用したい人(解説済)
- 朝の時間を活用して予約調理をしたい人(解説済)
- キッチンを汚したくない人(解説済)
- 料理の段取りが苦手な人(材料カット→投入→スイッチオンの決まった手順で簡単!)
- 機械操作に抵抗がない人
- 小さい子供がいる人
- 単身赴任をする人
料理の段取りが苦手な人
まりももは料理が苦手です。料理の段取りも悪いです。
料理レシピ本で、いくつも手順が載っていると、一気にやる気を失います。
順番通りにやらなかったら、上手くいかないことも多く、「料理が苦手な人でも料理をもっと楽に簡単に美味しく作れる方法はないかな?」と思っていました。
その点、ホットクックは、「材料カット→投入→スイッチオン」が基本の手順です。単純明快!
材料と調味料の分量さえ間違わなければ大きな失敗をすることもありません。
機械操作に抵抗がない人
ホットクックは、すべて画面に表示される内容に従ってボタン操作します。
直感的に操作できて悩むことはほぼありませんが、IOT家電で、インターネットと接続して新規メニューをダウンロードしたりするので、機械操作に抵抗がない人が向いています。
小さい子供がいる人
まりもも家の次女は歩き始めてから、キッチンコンロが気になって仕方ないようです。
IHなのですが、フライパン調理している途中にIHのスイッチに手を伸ばして電源を切るという悩みが出てきました。
まりもも家の構造上、キッチンに子供が入らないようにするというのが難しかったというのもありますが、ホットクックの置き場を高い位置にしておけば、小さい子供が触れることはありませんし、安全です。
ホットクックがあって本当に助かりました。
単身赴任をする人
まりもも夫は、転勤により3年間ほど単身赴任をしました。
単身赴任が決まってから、ホットクックミニを購入し、赴任先に持っていきました。
ホットクックは炊飯器としてお米を炊くこともできるので、もう一台炊飯器を購入するのをやめて代わりにホットクックミニを購入することにしました。
それが大正解でした!
夫は以前から料理をほとんどしませんが、ホットクックミニを持って行ってから、ごはんを炊くことはしていましたし、カレー・肉じゃが・ほうれん草を茹でるなど、数種類のメニューは使いこなせるようになっていました。

ほとんど料理ができなかった人でも、ある程度は使いこなせるようになるのは、すごいことではないでしょうか?

単身赴任が終了して、夫と一緒にホットクックミニが帰ってきてから、まりもも家はホットクック2台運用になったよ!
ホットクックを使わなくなったと考えられる理由

残念ながら、「ホットクックを購入したものの使わなくなってしまった」という意見も見かけます。
5年使用してみて、使わなくなった理由を私なりに考えてみましたので、参考にしてみてください。
キッチンの場所をとる
ホットクックは、炊飯器がもう一台増えるようなイメージです。キッチンにホットクック置き場を確保する必要があります。
置き場がなく、どこかに収納してしまうと、出してくるのが億劫になり使わなくなる可能性が高いです。
ホットクックの部品を洗うのが大変
ホットクックの部品は以下のものがあります。

これらの部品を洗うのが面倒だと感じてしまい使わなくなった可能性があります。
ただ、内鍋以外の部品は、食洗機で洗うことも可能です。
まりもも家では食洗機を使用しています。まりもも家で手洗いを行っているのは、ホットクックの内鍋と炊飯器の内鍋の2つという日が多いです。
ホットクックの内鍋は、フッ素加工のタイプの型番であれば、すっと汚れも落ちます。こびりついて困ったことはありません。
料理が完成するまでのトータル時間で考えると時短になっていない
ホットクックは、料理が完成するまでのトータルの時間を短くするものではなく、メニューによっては、逆に時間がかかると感じるものもあり、それで使わなくなった可能性があります。
ただ、普通にお鍋などで調理する場合は、火を使うので、途中で火加減の調整を行ったり、かき混ぜる必要があります。お鍋からは目が離せませんし、キッチンから離れることもできません。
先ほども説明した通り、その点ホットクックの場合は、火を使わないので、材料を鍋に入れてスイッチを押した後は、キッチンから完全に離れることができます。
よって完成までの時間を子供とのコミュニケーションの時間やほかの家事に充てることができます。
ホットクックに任せている時間は別のことができるという意味で時短になっていると私は考えます。
食材を切る作業は必要なので今までに比べて料理が楽になったと感じない
食材を切る作業については、ホットクックがやってくれないので、料理の工程で食材を切る作業が一番面倒だという人については、料理が楽になったと感じず、使わなくなった可能性があります。
切る作業を無くしたい場合、カット野菜を使用するのもありです。カット野菜+ホットクックだと自分で行う作業は、材料を鍋に入れてスイッチを押すだけになるので楽です。
ただ、ホットクックを使い始めてみて、料理で難しいところは、食材を切ることよりも、微妙な火加減の調整や加熱の進行に合わせたかき混ぜだということに気づきました。
料理が苦手な人にとっては、そこを自動でやってくれて失敗がないというのはかなり大きな負担減だと思いました。
ホットクックの作る料理の味付けと自分好みの味付けの違いが気になる
ホットクックを購入する前に作っていた家庭料理の定番といえるメニュー(かぼちゃの煮物、ひじきの煮物など)については、ホットクックレシピの味付けと自分好みの味付けに差が生じることもあり、それで使わなくなった可能性があります。
まりももは、ホットクック購入前から作っているメニューについては、ホットクックレシピの分量ではなく、以前から使用しているレシピの分量で投入しています。それでほぼ以前からのの味付けになっていると思います。
ホットクックではじめて作るメニューについては、ホットクックレシピの分量をそのまま採用しています。
料理を何品か作る場合フライパンやお鍋を併用しないといけない
同時に何品か作りたい場合は、ホットクックとフライパン、ホットクックと小鍋などで調理する必要があります。併用が面倒で使用しなくなった可能性があります。
私自身は、ホットクックのほかにフライパンや小鍋なども併用していますが、ホットクックだけで済ませたい日は、以下の運用方法で対応しています。
ホットクックの2台持ち運用
まりもも家の場合、夫が単身赴任することになった際、ホットクックミニを購入しています。
単身赴任が終了した時に、ホットクックミニも帰ってきたため、現在は2台運用となっています。
2台あれば、ホットクックだけで料理を済ませることも可能です。
替え鍋運用
まりももは、ホットクックの内鍋を追加で購入したため内鍋を2つ持っています。
材料を刻んで入れるまでは2つの鍋で同時に作業しておいて、1つ目の料理が完成した後に2つ目の鍋に入れ替えて調理することができます。
ホットクック自体は1台でも内鍋を追加するという方法もあります。
2段調理メニューの活用
作れるものが限定されますが、2段調理メニュー(付属の蒸しカゴを使用)は同時に2品できます。
ホットクックが向いていない人

ここまでの内容を踏まえて、ホットクックが向いていない人をまとめます。
- キッチンにホットクックの置き場を確保できない人
- 段取り良く料理が進められる人
- 自分好みの味にこだわりがある人
- 炒め物料理が好きな人(どこまでいっても鍋なのでフライパンで作るようにはいきません!)
- 機械操作が苦手な人
- 外食・総菜に抵抗がない人
ホットクックの良い点・悪い点まとめ

ここまでの内容で書ききれなかった、ホットクックの良い点・悪い点を思いつく限りまとめておきます。
ホットクックの良い点
- 夏場にガスコンロの前で料理すると暑いが、ホットクックは暑さから解放される
- 油を使う量が減ったため健康的(サラダ油・オリーブ油を購入する量が確実に減りました)
- ホットクックがなければ絶対に作らなかったメニューが作れるようになった
- ホットクックが料理のハードルを下げてくれた
- 野菜の下ごしらえにも使える
夏場の暑さからの解放
夏場のガスコンロの前で料理するのはとても暑いです。
その点ホットクックは、火を直接扱うことがないので、夏場は特にありがたいと感じます。
油を使う量が減ったため健康的
素材の水分を生かして調理するので、ホットクックレシピには油が載っていないことも多く、使用しても少量です。
煮物は健康的と言われますし、体にやさしい食事ができるようになりました。
ホットクックがなければ絶対に作らなかったメニューが作れるようになった
ホットクックでは、かぼちゃのスープが簡単とても美味しく作れます。
ホットクックがなければ、かぼちゃのスープは裏ごしが面倒で絶対に作らなかったメニューですが、今では定番メニューになっています。
ホットクックが料理のハードルを下げてくれた
まりももは、「外食や惣菜は味が濃いし、やっぱり手作りのものがいい!買いに行くのも面倒!」という考えです。
そんなタイプの人は、ホットクックが料理のハードルを下げてくれるのではないかと思っています。
「今日は外食、惣菜でいいか」ではなく、「ホットクックがあるから何か1品はできるだろう」と気楽な気持ちで料理をすることができるようになりました。
野菜の下ごしらえにも使える
葉物野菜を茹でたり、いも類を蒸したりと野菜の下ごしらえをするにもホットクックは便利です。
お湯を沸かしたり、吹きこぼれの心配もなく、蒸し器も買わなくてもよくなります。
まりももが野菜の下ごしらえでよく使うメニューを別記事でまとめました。
ホットクックの悪い点
ホットクックに改善してほしいなと思っているところになりますが記載します。
- 炒めの機能はあるがやっぱりフライパンには叶わないと思う
- ホットクのアプリ(COCORO KITCHEN)が夕方繋がりにくくてレシピがすぐに見られないときがある
最後に
ホットクックを4年ヘビーに使い倒した私の考えをまとめさせていただきました。
お安い買い物ではなかったですが、家事代行を1回利用して6,000円ほどかかることを考えると、ホットクックの購入代なんてすぐに回収できたなと思っています。
ただ、ホットクックは向き・不向きがありますので、この記事を読んで、自分が使うイメージができるかよくシュミレーションしていただければと思います。
以上、ホットクックに興味があるが、購入するかどうかを迷っている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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