草むしりが面倒くさい!を解決。防草シートの選び方からDIYする方法まで解説します!

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雑草対策防草シートのアイキャッチ画像 時短・節約術

こんにちは、まりももです。

まりももは、10年前に庭付きの築浅中古住宅を購入しました。

庭付きと言っても、コンクリート施工されている箇所が多い家なので、庭の手入れは最小限で済み助かっていました。

そんな家だったのですが、購入して3年ほど経った頃からでしょうか、家の周囲の砂利敷のところから雑草が生えるようになってきました。

むき出しの土ではなく、砂利が敷き詰められているので、購入当初はあまり雑草が生えることもなく気になることもなかったのですが、ちょっとずつ雑草が生えるようになり、だんだんとそのスピードが速くなっていくではありませんか。

最初は、1か月に1回程度少し生える雑草を処理するだけでよかったのが、次第に、1週間もすると、目に余るほどになり、1か月も放置しようとするならば、近隣から迷惑がられるレベルにまで雑草が生えるようになりました。(冬季は、成長スピードが遅くなるのでここまでではないですが…)

こうなってからは、毎週末に雑草取りをするようになりました。

この雑草取り、毎週末やらないといけないと思うと時間はとられるし、腰は痛くなるしで、なんとかならないものかと色々調べ始めました。

雑草対策の方法としては、次に記載するようなものがありますが、まりももは、防草シートの存在を知り、防草シートを使った雑草対策を自分でやってみることにしました。

ご自宅の環境によっては、他の種類の雑草対策が有効な場合もあると思います。

雑草対策の種類

防草シート挿絵

雑草対策と言っても、色々な方法があります。

下記の対策を調べて、防草シートに行きつきました。

  1. 手を使った草むしり
  2. 定期的に業者に依頼する
  3. コンクリート施工する
  4. 塩をまく
  5. 熱湯をかける
  6. 除草剤
  7. グランドカバープランツ
  8. 固まる土
  9. 防草シート おすすめ

それぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめておきます。

手を使った草むしり

軍手とスコップさえあればでき物理的なコストはかからないが、雑草が生える都度行わないといけないため手間がかかる。

草むしりをさぼればサボるほど、雑草の量が増加し、悪循環。

夏場の草むしりは熱中症のリスクがあり、虫刺されにも注意する必要がある。

低い姿勢で行うため腰に負担がかかる。

定期的に業者へ依頼する

楽な方法だが、定期的にコストがかかる。

自分で草取りをせずに、きれいな状態を維持したいと考えるのなら、定期的な依頼は避けられないので少なくとも年3~4回は依頼する必要がある。

まりもも家のようなコンクリート部分が多く、家の外周だけでも1回依頼すると5,000円程度かかるようなので、年4回依頼すると20,000円程度かかってしまう。

コンクリート施工する

草むしりから解放される一番の方法であるが、コンクリート施工は外構工事の中でも一番コストが高くつくもののようだ。(1㎡あたり15,000~20,000円程度)

塩をまく

植物は、塩分濃度が高くなると枯れるので、 塩を撒くことで、雑草駆除、除草の効果はある。

塩は土に残りやすく分解されにくいので、雑草が新しく生えてくることも防ぐ。

コストも抑えられる。

だが、この分解されないところが問題で、ご近所で庭に植物・木などを植えられている場合、土壌はつながっているので、雨が降り、塩が流れ出て塩水となり、隣に流れ出て枯らせてしまう可能性がある。

また、建物自体や下水道などの地中の水道管などの配管などにも影響が出てしまうかもしれない。

熱湯をかける

コストはかからないが、熱湯は、運ぶのに危険を伴うし、表面の草には効果があっても地下の根には作用しないのですぐに草が生えてきてしまう。

除草剤をまく

農薬であることから、使用にあたっては、その内容を理解する必要がある。

土壌処理型、茎葉処理型等などの種類がある。

土壌処理型の場合は撒いて6ヶ月以上効果が続くが、茎葉処理型には持続性がなく、すぐに草が生えてくるので注意が必要。

よって定期的に撒く必要があるので、除草剤分のコストは定期的にかかる。

除草剤の種類によっては、塩と同様に、草以外の植物を枯らせてしまうものがあるため、ご近所で庭に植物・木などを植えられている場合、十分注意する必要がある。

除草剤を定期的に撒く場合も、すでに生えている草は処理したり、作業する場合は、ゴーグルやマスクなどをして行う必要がある。

グランドカバープランツ

グランドカバープランツとは?

地面を覆う植物のこと。地を覆うように広がって生息する植物の総称で踏まれても大丈夫な植物や日陰でも育つ植物、雑草が生えにくくなる植物などが多い。

一言で言って、素人には難しい。

ガーデニングであることには変わりないので、相応の手間がかかる。

草むしりが面倒と思っている人が手を出すべきではない。

固まる土

固まる土とは?

固まる土は、土にセメントや砂を入れたもの。別名「防草土」。

ホームセンターやネット通販などで手軽に入手できコストも安い。

扱いが簡単なのでDIYできる。

固まる土に水を撒くことで、数日で固まる。

長年使用していると割れたりするので、木の根元など人があまり歩かない箇所に使用するのが適している。

防草シート

防草シートとは?

水は通し、太陽光を遮光して雑草の成長を防ぐシートのこと。

ホームセンターやネット通販などで手軽に入手でき価格には幅がある。

耐久性などが優れたも商品はお値段もそれなりにするが、安価な商品は草がシートを突き抜けて生えてきたりするので、注意が必要。

シート単独で使うこともできるが、耐久性が弱くなるので、シートの上に砂利をのせたり、人工芝を敷いたりするのがおすすめ。

固まる土よりは難易度が上がるがDIY可能。

業者に施工してもらうのが楽で確実だがコストがかかる。

防草シートに決めた理由

防草シートは、上記に記載した通り、ネット通販などでも手に入りやすく、比較的施工が簡単で自分でできると思ったからです。

一度防草シート施工をすれば、以後簡単な手入れでよくなる点も魅力的でした。

防草シートむき出しの状態では、見栄えがあまりよくありませんが、上に砂利を敷けば景観性を損なうこともないかなと思いました。

防草シート対策前も、砂利敷の状態だったので、砂利は再利用したかったことも理由です。

固まる土も安価で簡単に施工できそうで良いと思ったのですが、防草したい箇所は、よく歩いたりするため、耐久性の観点で防草シートを使ってみることにしました。

木を植えている周辺の雑草が気になってきたら、固まる土にチャレンジしてみようと思います。

今回の記事では、実際に行った防草シートのDIYの様子をお伝えしていきます。

防草シートの施工手順(写真付き)

一言でまとめると、ロール状になっている防草シートを除草作業が完了した場所に敷いていき、ピン止めをするだけです。

以下、写真付きで施工の様子を並べます。(今回は、雑草が集中して生えやすくなってしまった1m×1.5mの範囲だけ施工して、続きは後日する予定。集中して雑草が生えるようになったのは理由がありまして…この箇所、亀の水替えを行っている箇所なのです。)

施工前です。雑草が生えています。

防草シート作業1

①防草したい箇所の整地をする。

(雑草、ゴミ等は事前に取り除き、砂利もできる限り取り除き、地面は平らに)

防草シート作業2

③防草シートを端から合わせて敷きつめ、重しなどで固定する

防草シート作業3
oppo_0
防草シート作業4

④防草シート用の固定ピンを地面に打ち込む

防草シート作業5

⑤排水桝などがある場合は、その部分をくり抜く処理をする

防草シート作業6
防草シート作業7

⑥最後に防草シートの上に砂利を敷き詰める

防草シート作業8

今回はここまで。

防草シート作業9

防草シートの選び方

防草シートとネットで検索するだけでも、多くの種類が発売されており、価格やスペックも様々です。
そんな中で防草シートを選ぶ際には、以下の点に気をつければ問題ありません。

遮光性があるか?

光が通すものであれば、光合成ができてしまうので、雑草はどんどん成長します。

簡単に雑草がシートを突き抜けないか?

一旦、シートを突き抜けてしまえば、雑草はどんどん成長してしまうので、突き抜けられないシートでないと意味がありません。

水をしっかり通すか?

雨水がシートの上に溜まってしまっては、そこに再度土がのり、泥になり、どこからか飛んできた種子から雑草が生えるということになってしまいます。水たまりができないようしっかりシートの下へと水が通っていくものである必要があります。

耐久性があるか?

防草シートは安価なものでは耐久性がなく2~3年で破れてしまうものもあります。せっかく苦労して施工しても2~3年後にやり直すことになっては意味がありません。

これらの点を踏まえて、選んだのが「ザバーン®製防草シート」になります。

公共事業でも使われる(高速道路や幹線道路などでも見ます)防草シートで、遮光性が高く、貫通抵抗力が強く、透水性に優れたバランスの良いシートです。

下記の240Gシリーズで、むき出しの状態で使用した場合の耐用年数が7年~13年、砂利との併用であれば効果は半永久と言われています。

まずは1m×5mのシートと固定用ピンなどがセットになったお試しサイズの商品で試してみて、良ければ、本格的な1m×30mのサイズを購入してみるのもおススメです。

楽天やアマゾンで買えば玄関先まで運んでくれて便利!

まりもも家では、既に5年前に家の裏部分を中心に自分でこの防草シート施工しましたが、それ以降、日々の手入れがとても楽になりました。

このように、ほとんど雑草が生えることもありません。

時々出てきた雑草も根を張っているわけではないので、スルッと抜きやすいです。

防草シート画像10

まとめ

防草シートは一度施工してしまうと、その後の手入れが本当に楽になります。

時短効果が高い!やって損はありません。

自分でするのが難しい場合、業者さんに頼んで施工してもらうのもありでしょう。

また、新築外構工事をこれから依頼される方については、ただの砂利敷ではなく、防草シート+砂利敷で依頼してみてはいかがでしょうか。

初期費用はかかっても、後々雑草に悩まされることを考えれば、十分回収できるくらい効果があります。

以上、雑草とりに時間をとられて困っている方の参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
まりもも

子育てしながら共働きを続けていたところ、夫が転勤&単身赴任となり完全ワンオペ状態に。
突然の転勤辞令から二重生活の開始、ワンオペの日々、単身赴任の終了までのリアルをお伝えしたいと思います。
ワンオペを乗り切る時短術、二重生活を支える節約術、子育てに関する役立つ情報などを発信します!
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