こんにちは、まりももです。
小学校に入って、大きく変わることと言えば、登下校ではないでしょうか。
保育園・幼稚園は、親が子供を園まで送っていきますが、小学校に入ると送迎の必要はなくなります。
まりももの地域では、小学校入学後2週間程度は、希望すれば6年生の登校サポーター(毎年やる気のあるお兄さんお姉さんが立候補で慣れない1年生のために登校時の面倒を見てくれる制度)が付き添って登校してくれますが、その後は個別登校となっています。
朝の登校は、地域によって集団登校(同じ地区に住む子供が集まって登校する方法)か個別登校(誰と登校するかは自由)のどちらかが多いようです。
まりもも自身は、登校時の付き添いは必要と考えていて、「いつまで必要か?」に対する回答は、「子供本人から付き添いは不要と言われるまで」であると思っています。
1年以上付き添いを続ける中で、色々なことが見えてきたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
登校時の付き添いに対する意見
小学校の子供がいる友人に意見を聞いてみましたが、登校に「付き添う派」「付き添わない派」色々でした。
「夏休みくらいまでは付き添った。でも、帰りは平気らしくお友達と帰ってきていた。」
「不安がったので、2年生に上がるくらいまで毎日一緒に学校行ってたよ。」
「付き添ってるといつまでも子どもが自立しない。」
お友達同士の登校がスムーズにいかなかった経験談【実例2つあり】
まりももは、現在も長女の登校に付き添っていますが、未だ付き添い不要の申し出がない原因は、小1春の滑り出しが悪かったからだと思っています。
どんなトラブルが起きたのか?実例として2ケース紹介します。
【実例1】グループ登校
グループ登校で実際に起きたトラブルについて時系列で紹介します。
年長の年、小学校入学後の登校について約束をしてきた
まりもも娘は、保育園の年長さんであった1月頃に、保育園のお友達と1年生になったら一緒に登校することになった!約束したから絶対にそうする!と言い始めました。
何度かそのような話を私にしてくるようになり、近所に一緒に登校できそうなお友達もいなかったので、お友達のお母さんに声をかけてみようと思いました。
お友達も、家で同じような話をしていたようで、声をかけるとすぐに、「娘から聞いていますー!よかったら春から一緒に登校どうですか」と言われました。
お友達と一緒に登校してくれれば助かるなというのもあり、私も「ぜひよろしくお願いします」と言い、LINEを交換しました。
小学校入学!朝の登校開始
入学式を経て晴れて小学1年生になり…
翌日からお友達と登校し始めました。
登校は、保育園のお友達と娘の2人ではなく、お友達のお姉ちゃんとそのお友達数名のグループで行くことになり、お姉ちゃんが付いているなら心強いなと思って安心していました。
登校渋りが始まる
ところが…
日を追うごとに、娘が登校するのを嫌がるようになりました。
理由を聞いてみると、お友達と登校するのがしんどいということでした。
詳しく聞くと、お友達は小柄なのでランドセルを背負って歩くのがかなり辛そうで、日によってはかなりの行き渋りをする、また、歩くスピードも全く合わない。合わせるのもしんどい。
特に機嫌の悪い日は、娘と歩くでもなく、お姉ちゃんかお姉ちゃんのお友達に付いて歩き、話す人が誰もいなくなる。それに気づいて、お姉ちゃんは気を使って話かけてくれるけど、その気遣いもしんどい。とのこと。
どういう状況か把握したかったので、付き添いもしましたが、私が付き添うと、お友達は、娘に話しかけるのではなく、私と話をしてくるようになりました。娘のことは眼中なし。
あんまり仲が良い友達ではなかったのか・・・?
登校グループからの離脱
娘は、お友達と約束した手前、一緒に行くのをやめると言い出しづらいと言うので、入学1か月ほどは、登校を続けてもらいました。
しかし、だんだん嫌な気持ちが大きくなってきて、結局は、グループから離脱しました。
朝の登校が理由で、学校自体へ行くのが嫌だと言い出したら困ると思い、私もそんなことになるくらいだったら、自分が学校まで送っていくほうがいいと思っていました。
グループ登校を続けても、待ち合わせ場所までは私が毎日送っていく必要があったし、メンバーが揃うまでに時間を要することも多く、その待ち合わせ場所で待機する時間ももったいないというのもありました。
【実例2】お友達と2人で登校
小学校1年生で同じクラスになったお友達と朝学校に一緒に行こうと約束してきましたが、待ち合わせ時間になっても来ないことが増えてきて、結局一緒に行くのをやめました。
お友達同士の登校で起こりがちなトラブル
実例にも出てきていますが、お友達同士の登校で起こりがちなトラブルを紹介します。
トラブル回避の方法
トラブル回避の方法について以下3つのケースを紹介します。
待ち合わせの場所・時間に来ない人がいて遅刻しそうになる場合
実例1で紹介しましたが、付き添って見ていると、時間通りに来ないメンバーがいる場合、永遠と待ち続けようとします。
私が付き添っているときは、もう遅刻するから、先に行きましょうと声掛けすることで、出発しましたが、声掛けしなかったら、ずっと待っているようで、実際、始業に間に合わなかったこともあったようです。
このトラブルを回避するのは「何時何分に待ち合わせ場所に来ていない場合は、待たずに出発する」と決めておくしかありません。
ただ、小学校1年生では、時間と時刻について、まだ算数の授業で習っていないので、いまいちピンとこない子供も多いです。
この決まりを理解して行動するのは小学校1年生にとっては難しいというのが、付き添いをしていて分かったことです。
2年生の1学期中には時間と時刻を習うことを考えると、時間時刻を理解できる2年生1学期以降は、トラブルなく登校できると考えていいと思います。
逆にそれまでは親のフォローが必要な場合もあると思っておくほうが無難です。
合わないお友達がいてもめている場合
グループ登校の場合、必ず合う合わないが出てきます。
性格面での合う合わないもそうですし、歩くスピードの速い・遅いで合わないもそうです。
こればかりは、無理をしても仕方がないので、グループ登校を解消するのが一番だと思いました。
解散する際にも、親同士気をつかうことになりますが、事実を淡々と伝えて、解散するのが一番良い解決策です。
学校に行き渋る人がいて遅刻しそうになる場合
行き渋る子については、親に付き添ってもらうしかありません。
まりももは、小1最初の登校がうまくいかなかったことで、学校へ行きたくないと言い出したため、それ以降ずっと付き添いを続けています。
まとめ
以上、まりももが経験したことから伝えておきたいことを記載します。
- お友達同士の登校はスムーズにいかないことがあるので期待しない
- 決められた場所・決められた時間に集合するというのは小学校1年生には難易度が高い
- お友達同士の登校が×、一人で登校も×の場合、親が一緒に登校するのも選択肢の一つ
- 登下校について、学校の関与はないことが多いので期待しない
最後までお読みいただきありがとうございました。